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株主優待 クロス取引(つなぎ売り)一般信用のタイミングと流れ

クロス取引

こんにちは! 在宅ワーカー エマ です (^ ^)

以前は自分が保有している株式の株主優待を貰うだけで満足していた私ですが、2~3年前にクロス取引(つなぎ売りとも言います)を知ってから、株主優待が少しの手数料でもらえるという魅力に引き込まれています。

この記事では、少しのコストで優待取りができるクロス取引を紹介します。

とろろ

怪しくない?

エマ

大丈夫!
証券会社もおすすめしている正当な方法だから安心してね。

クロス取引(つなぎ売り)とは

ある会社の株主優待が欲しくてその会社の株式を買付したら、権利落ち日後に株価が急落して株主優待以上の損をしてしまった…。

こんなことを避けるために株主優待権利月の2~3ヵ月前に買付たりしますが、それでもうまくいかないことがあるのが株ですよね…。

そこでクロス取引(つなぎ売り)の出番です!

クロス取引(つなぎ売り)とは、「買い」と「売り」を同時に行って、株価の値下がりリスクを相殺して、株主優待のみをもらう方法です。

クロス取引

権利付最終日の寄付きより前に同じ銘柄、同じ値段(成行)、同じ数量で売り注文と買い注文を同時に出して約定させ、権利落ち日以降に現渡します。

エマ

現渡とは、現物株式で信用の売建玉を返済すること。
つまり、「買い」と「売り」を相殺することです。

この方法なら、株主優待の権利をゲットした上で、「売り」と「買い」を同時に行い現渡することにより相殺され、株価下落のリスクを避けられます。

注意
信用取引で売建できない銘柄もあります。
また、配当金はもらえません。

クロス取引(つなぎ売り)に必要な物

クロス取引をするには、証券口座に加えて信用取引口座が必要です。

信用取引口座の開設は、WEBから無料で簡単に申込みができますが、証券口座の開設に比べて審査が厳しいです。
年収や、投資経験を聞かれます。専業主婦の場合は、ご主人は承諾しているのか聞かれる場合もあります。

クロス取引(つなぎ売り)のコスト

クロス取引(つなぎ売り)のことを「優待タダ取り」などと言う人がいますが、決してタダではありません。

売買手数料と貸株料といった費用がかかります。

MEMO
貸株料:信用売りは株を借りて売る取引なので、株を借りた日数分だけコストがかかります。

また、信用取引には「一般信用取引」と「制度信用取引」があり、「制度信用取引」だと、他に逆日歩という予想できないコストが発生する場合があります。

MEMO
逆日歩:制度信用取引の場合、信用売りをしている銘柄が株不足になると、証券会社が株の調達をします。これにより追加のレンタル料(逆日歩)が発生することがあり、その費用は投資家が負担しますが、結構高くなる場合があります。

はじめは「一般信用取引」でクロス取引をするのが安全です。一般信用取引なら コストを事前に計算することが可能です。(コストは証券会社によって違いますのでサイトで確認)

一般信用取引の場合は、証券会社があらかじめ調達した分だけしか注文できないので、在庫がなければ注文できません。

エマ

私は、一般信用取引しかしていません。

クロス取引(つなぎ売り)のタイミングと流れ

権利付最終日寄付までに
現物買いと信用売りを成行で同株数注文
  • 権利付最終日の前夜に成行で注文すると、権利付最終日の前場開始時に同株価で成立する。
  • 人気の銘柄は在庫切れになる場合も。15日前など早く確保できる証券会社もあるが、その分貸株料はかさむ。
権利付最終日

夜、現渡注文をする。

権利落ち日

現渡注文が成立する

権利確定日
約3か月後

株主優待到着!

権利付最終日、権利落ち日は、「一般信用 カレンダー」や、「クロス取引 カレンダー」 などで検索すると、カレンダーを作ってくれている方のブログがヒットしますので、そちらで確認させてもらいましょう。

エマ

証券会社ごとの取引開始日もわかりますよ!
ありがたいですね~💖

クロス取引(つなぎ売り) まとめ

クロス取引は主婦やサラリーマンに人気で、在庫切れの場合もあります。人気の銘柄は、注文開始と同時になくなることも多いです。

でも焦って間違えると大変なので、落ち着いて進めましょう。

くれぐれも、手数料+貸株料が株主優待の価値を上回らないようにしましょう。

売買手数料と貸株料が、株主優待の価値よりもどれくらい抑えられたかで株主優待が届いた時の嬉しさも変わってきますよ。